【6月29日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は28日、グループHの試合が行われ、日本は0-1でポーランドに敗れたものの、決勝トーナメント進出が決まった。試合終了間際の茶番めいた展開で、両国にはブーイングが浴びせられた。

 両チームはともに1-0の結果で手を打ち、最後の10分間を練習試合のようにプレーしたが、日本はフェアプレーポイントによる紙一重の差で勝ち抜けを決めた。

 日本は史上3回目となる決勝トーナメントの初戦で、ベルギーかイングランドのどちらかと対戦する。

 すでに敗退が決まっているポーランドのヤン・ベドナレク(Jan Bednarek)が後半14分に代表初ゴールを決めた時点では、セネガル対コロンビア戦の得点経過が0-0となっており、日本は敗退の危機にあった。

 しかしジェリー・ミナ(Yerry Mina)が後半29分にコロンビアにゴールがもたらしたという情報が流れると、試合の展開はより悪い方向に傾いた。

 このゴールは、コロンビアがグループHを首位通過し、日本はセネガルと勝ち点、得失点差が並んでいる状態でもイエローカードを受けた数の少なさで順位が上回ることを意味した。

 ポーランドはどんな形の勝利でも受け入れると決め、日本もイエローカードをもらうリスクを避けようとして最後の10分間をほとんどタックルのない状態にすると、ブーイングが鳴りひびいた。

 日本の西野朗(Akira Nishino)監督は前回の試合から岡崎、そしてW杯デビュー戦の武藤を含む6人の選手を入れ替えた。

 GK川島永嗣(Eiji Kawashima)はセネガル戦でのミスで先制点を許すなどをしたが先発を譲らず、今回の試合では前半をスコアレスで終わらせる素晴らしいセーブをし、指揮官の期待に応えた。

 ピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)の右サイドからのクロスに、ペナルティースポット付近でフリーになったカミル・グリク(Kamil Glik)が合わせた狙いすましたヘディングシュートはゴールの隅に収まるように見えたが、川島は右腕をいっぱいに伸ばした素晴らしいセーブで、ボールをかきだした。

 ゴールライン・テクノロジー(GLT)によると、川島は半分以上ゴールラインを割っていたボールを防いでいた。

 さらに川島は、後半にも槙野智章(Tomoaki Makino)のオウンゴールになりかねないボールも阻止してみせた。(c)AFP/Daniel HICKS