【6月28日 Parismodes.tv】19日から24日まで仏パリ(Paris)市内で、19年春夏メンズコレクションが開催され、19日には、「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が新作を発表した。アーティスティック・ディレクターの高橋悠介(Yusuke Takahashi)がインタビューに応じた。

 高橋悠介とデザインチームは服の習慣性について研究。男性はノマド(遊牧民)になり、今後、自宅やカフェなどで仕事をするかもしれない。快適性、自由、動きやすさが不可欠になると予測。

 Tシャツはジャケットになり、ブルゾンジャケットはゆったりしたパンツや軽いバミューダショーツと合わせた。ニットウェアにはウォッシャブルな糸とさまざまな色を使い、最初の洗濯後に3D効果を発揮するなど、新技術を用いて光を表現した。絞り染めと、ろうけつ染で夏らしさを表現。綿やリンネルにはポリエステルをブレンドした。

 ストライプのポロシャツやスウェットシャツに見られるポップな色合い、日本の職人による染色技法にも注目したい。(c)Parismodes.tv