【6月28日 AFP】コロンビア出身のポップ歌手シャキーラ(Shakira)が、ソーシャルメディア上での非難を受け、エルドラド・ワールドツアー(El Dorado World Tour)のグッズから、ナチス・ドイツ(Nazi)が使っていたシンボルに類似しているとの指摘を受けた商品の販売を中止した。プロモーターのライブ・ネーション(Live Nation)が明らかにした。

 エルドラド・ワールドツアーのグッズには、ソーシャルメディア上で、ナチスが使用していた黒い太陽(Black Sun)に似ていると指摘されたネックレスが含まれていた。

 ツアーが6月3日にドイツで開幕してから2週間後、ライブ・ネーションはネックレスの販売を中止した。

 ライブ・ネーションはツイッター(Twitter)に、「シャキーラの『エルドラド・ワールドツアー』のためにライブ・ネーションがデザインしたネックレスは、先コロンブス期のイメージをモチーフにした」と投稿。さらに、「しかしこのデザインとネオナチ(Neo-Nazi)のイメージとの間に予期せぬ類似性があると、一部のファンから指摘があった。われわれはこの不注意による類似について心から謝罪し、問題の商品をツアーグッズから永久に取り除く」と述べた。(c)AFP