【6月28日 AFP】サッカーブラジル代表ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の妹が、22日に行われたサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)のコスタリカ戦で兄が今大会初得点を決めた際、興奮のあまり肩を脱臼していたことが分かった。

 地元テレビ局「スポルTV(Sportv)」の27日の報道によると、ネイマールの妹ラファエラ・サントス(Rafaella Santos)さんは、苦戦を強いられたコスタリカ戦の終盤に兄が決めたゴールに興奮しすぎたあまり、友人とぶつかって腕を負傷したという。ラファエラさんはその後、左腕を三角巾でつった自身の写真をSNSに投稿していた。

 終了間際の得点でブラジルを2-0の勝利に導いたネイマールは、最後の笛が吹かれるとピッチに膝をついてむせび泣いたが、今大会ここまでのパフォーマンスには母国のファンから批判が集まっている。

 骨折した足に手術を受けたことで、今大会は長期離脱明けでの出場となっているネイマールは、27日に行われたセルビアとの試合にも先発。何度かゴールに迫りながらも得点は挙げられなかったが、チームは2-0で勝利してグループ首位通過を決めている。(c)AFP