【6月28日 AFP】スマートフォンの意匠をめぐって米アップル(Apple)と韓国サムスン電子(Samsung Electronics)が争っていた訴訟で、両社が和解したことが27日、法廷への届け出で分かった。2大スマートフォンメーカーによる7年に及んだ法廷闘争に終止符が打たれた。

 金額などの和解条件は公表されていない。

 米連邦陪審は先月、アップルの「iPhone(アイフォーン)」の意匠に関わる特許を侵害したとして、サムスンに約5億3900万ドル(約590億円)の賠償の支払いを命じていた。

 評決は、裁判でデザインはアイフォーンの本質的な要素だと主張したアップル側の勝利とみられていた。(c)AFP