【6月27日 CNS】中国・山東省(Shandong)済南市(Jinan)では、夏の暑さを吹き飛ばす名物がある。済南市民が大好きな、「大碗茶(Dawancha)」だ。

 済南市のホウ突泉(Baotuquan)の隣に、「泉水大碗茶」という茶店がある。店長はホウ突泉の水をくみ、茶をいれる。

 観光客は、ホウ突泉の景色を眺めながら泉の水でいれた茶を飲む。「大碗茶」は一杯2元(約34円)だ。

「泉水大碗茶」従業員の石園園さんによると、「大碗茶」を飲む習慣は昔から伝わってきた。ホウ突泉の泉水の温度は常年18℃で、飲むと清涼感がある。高齢者や観光客の間で、とても人気がある。(c)CNS/JCM/AFPBB News