【6月26日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)のグループFで、決勝トーナメント進出がかかる韓国との大一番を27日に控えるドイツ代表は、鼻骨骨折のセバスティアン・ルディ(Sebastian Rudy)が欠場を余儀なくされるなか、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)の戦列復帰が明らかになった。

 試合終了間際に決勝点を挙げてグループリーグ突破に望みをつないだ23日のスウェーデン戦で骨折したルディは、24日に手術を受けた。フンメルスは首の負傷でスウェーデン戦を欠場したものの、その後は練習に復帰しており、韓国戦に出場できる見通しとなった。

 ドイツ代表のアシスタントコーチを務めるマーカス・ソルグ(Marcus Sorg)氏は25日、「セバスティアンは手術を受けたため、マスク着用を検討しているが、プレーはしないだろう。マッツは万全の状態で27日の試合に出場できる」と語った。

 メキシコとのグループ初戦で黒星を喫したドイツがベスト16進出を確実にするには、韓国に2点差をつけて勝利する必要がある。グループFはメキシコが勝ち点6で首位に立ち、スウェーデンとドイツが勝ち点3で並び、韓国は未勝利の状況となっている。(c)AFP