【6月25日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)グループAのサウジアラビア戦でエジプト代表の45歳のGKエサム・エル・ハダリ(Essam El-Hadary)が先発メンバーに名を連ね、W杯における最年長出場選手となった。

 エジプトはエル・ハダリを含むこの試合の先発メンバーをツイッター(Twitter)に投稿。エル・ハダリは、2014年ブラジル大会(2014 World Cup)の日本戦でコロンビアのGKファリド・モンドラゴン(Farid Mondragon)が樹立した43歳3日という最年長出場記録を更新した。

 45歳161日になるエル・ハダリは1996年に代表デビューを飾っているが、これは同代表のチームメートであるラマダン・ソブヒ(Ramadan Sobhi)が生まれる1年前のことである。

 サウジアラビアとエジプトの両チームはすでにグループAからの敗退が決まっており、代表としてのプライドをかけて戦うことになる。

 エジプトはイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するモハメド・サラー(Mohamed Salah)も先発に名を連ねた。エジプトはこの日のサウジアラビア戦で、3回目のW杯出場で初の勝利を目指す。

 先月行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の決勝で左肩を負傷したサラーは、0-1で敗れたウルグアイとの初戦を欠場しており、続くロシア戦ではPKを決めるもチームは1-3で敗れている。(c)AFP