【6月25日 AFP】サッカーイングランド代表は24日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)グループG第2戦でパナマに6-1で大勝し、決勝トーナメント進出を決めた。この試合でハットトリックを達成した主将ハリー・ケイン(Harry Kane)は、全てがうまくいっていると胸を張った。

 ハットトリックをマークしたケインのほか、ジョン・ストーンズ(John Stones)が2得点、さらにはジェシー・リンガード(Jesse Lingard)もゴールを挙げたイングランドは、勝ち点6でベルギーと並びG組の首位タイにつけている。イングランドとベルギーは28日に直接対決を控える。

「とても誇りに思う。W杯でハットトリックを成し遂げられる選手はそう多くない」と喜びを口にしたケインは、「チームはこの瞬間を楽しまなければならない。いつも2試合で次のラウンドに進めるわけではないからね」とコメント。 ルベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)のシュートがかかとに当たってゴールに吸い込まれた自身の3点目については、「キャリアを通じて最も幸運なゴールの一つだった」と振り返っている。

 この結果、2試合で5得点を挙げたケインは、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、ベルギーのロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)に1点差をつけて得点ランクのトップに躍り出た。

「うまくいっている。まだ道のりは長いが、最も重要なのは試合に勝つこと。自分の後ろには数多くの優れた選手がつけている。木曜日(28日のベルギー戦)もゴールできたらいいね」

 これに先立ち、ケインは英BBCに対して「チームメートを誇りに思う」「タフな試合になることは分かっていたが、すべてがうまくいっている。最高の結果だ。決勝トーナメント進出決定は素晴らしいし、こういった形でそれができたのは素晴らしい」と話していた。

 また、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でプレーするケインは、イングランドのファンが1966年以来の優勝を夢見るのは当然のことだと考えている。

「チームは先走っていない。この調子を続けていかなければならないが、そうだね、信じなければならない。人生で何かを成し遂げたければ信じることが必要だ。われわれは力を合わせて自分たちのゲームプランをやり通さなければならない」 (c)AFP