【6月22日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は21日、グループDの試合が行われ、リオネル・メッシ(Lionel Messi)擁するアルゼンチンは0-3でクロアチアに敗北。2戦を終えて勝ち点1となり、グループ敗退の危機に直面しているチームについて、国内メディアは今回の敗戦は「大惨事」であり「屈辱」だとこき下ろした。

 この日の受け入れがたい結果に対し、クラリン(Clarin)紙はウェブサイトで「大惨事になった。アルゼンチン代表は人々の期待を裏切り、W杯から敗退しようとしている」とすると、ラ・ナシオン(La Nacion)紙も「アルゼンチンはクロアチアにもてあそばれ、敗退の危機に瀕している」とつづった。

 また、アルゼンチンの公共放送局で解説者を務めるディエゴ・ラトーレ(Diego Latorre)氏は、ぱっとしないメッシの貢献度について言及し、「メッシは直立不動だったし、取り残されていた。闘争心も見えなかった」とコメント。さらに、ウェブサイトのInfobaeは、この日の敗戦を「屈辱」と評し、後半開始早々にクロアチアの先制点を招いたGKウィルフレッド・カバジェロ(Wilfredo Caballero)のミスは「信じがたい」と批判した。

 この結果、アルゼンチンにとってはナイジェリアとのグループ最終戦が絶対に落とせない一戦となり、決勝トーナメント進出へ向けては他の試合の結果次第となっている。(c)AFP