【6月22日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場しているフランス代表のポール・ポグバ(Paul Pogba)は21日、同日にチームが16強入りを確定させた試合後、チームメートのヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)について「彼には肺が15個ある」と称賛した。

 ロシア・エカテリンブルク(Yekaterinburg)で行われたペルー戦で1-0で勝利を収め、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたフランスは、試合の後半は守備一辺倒になったものの、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でボールゲッターとして活躍するカンテが、重労働を強いられる4バックの前で自在に仕事をこなした。

 自身はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のスター選手で、フランス代表としてプレーする際には常に良いムードを保っているようにはみえないポグバだが、この日は「チーム全員の調子が良かったし、よくまとまっていた。だけど、NG(カンテ)が試合をやりやすくしてくれていた。彼はどこにでも走り込める。肺が15個あるんだ」と冗談を交えながらコメントした。

「サッカーは、あのような選手がいてくれると助かる。素晴らしいチームパフォーマンスだった」と報道陣に話した25歳のポグバは、「僕たちはここまで2戦2勝。強豪チームの中には、そこまでの結果を出せていないところもある」と付け加えた。フランスは26日に行われるグループ最終戦でデンマークと対戦する。(c)AFP