【6月22日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は21日、グループDの試合が行われ、アルゼンチンのGKウィルフレッド・カバジェロ(Wilfredo Caballero)が後半に自身のミスからクロアチアに得点を献上。今大会で続いている守護神によるミスの連鎖を止めることができず、試合もアルゼンチンが0-3で敗れた。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するカバジェロは後半8分、自軍のペナルティーエリアでパスミスを犯すと、このボールをアンテ・レビッチ(Ante Rebic)がボレーで蹴り込み、クロアチアに先制点を許した。

 今大会ではすでにいくつかGKの致命的なミスが見られ、ロシアが5-0で大勝した開幕戦ではサウジアラビアのGKアブドゥラー・アル・マユーフ(Abdullah al-Mayouf)が低調なパフォーマンスをみせていた。

 また、世界最高のGKの一人とされているスペインのダビド・デ・ヘア(David de Gea)も、ポルトガルと3-3で引き分けた大会初戦で、自身の正面に来たクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のシュートを手からすり抜けさせて失点した。

 先月行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝でも、リバプール(Liverpool FC)のGKロリス・カリウス(Loris Karius)が自身のミスから2失点を喫していた。(c)AFP