【6月20日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は19日、グループAの試合が行われ、開催国ロシアはモハメド・サラー(Mohamed Salah)が戦列復帰したエジプトに3-1で勝利し、ベスト16進出へ大きく前進した。

 サウジアラビアとの大会開幕戦を5-0で勝利しているロシアは、エジプトのアフメド・ファティ(Ahmed Fathi)が献上したオウンゴールを皮切りにデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)、アルテム・ジュバ(Artem Dzyuba)が得点を重ね、大会前の予測を大きく上回る結果への希望が高まった。

 対するエジプトは、3週間前に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝で、レアル・マドリード(Real Madrid)のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)に倒されて左肩を負傷したサラーが大会初出場を果たした。

 ウルグアイに0-1で敗れた15日の大会初戦を欠場していたサラーは、この日は先発メンバーに名を連ねると、後半28分には同国にとって1990年以来となるW杯でのゴールをPKでもたらしたが、反撃を開始するには時間が遅すぎた。

 20日に行われるグループAのもう1試合で、ウルグアイがサウジアラビアに勝利すれば、ロシアとウルグアイのベスト16進出とエジプト、サウジアラビアの敗退が確定する。(c)AFP