【6月20日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は19日、グループHの試合が行われ、コロンビアは1-2で日本に敗戦。コロンビアのホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)監督は失望を隠せず、「早い時間帯に選手を失ったのは厳しかった」とコメントした。

 大迫勇也(Yuya Osako)が決勝点を挙げた日本は、コロンビアに1-4で敗れた2014年ブラジル大会(2014 World Cup)のリベンジを果たすとともに、W杯の舞台で南米勢から勝利を収めたアジア勢初のチームとなった。大迫は「W杯で得点するのは子どものころからの夢だった。最高に幸せな気分だ」とコメントしている。

 今年4月に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)氏の後任として日本代表の指揮官に就任した西野朗(Akira Nishino)監督は「まだ何も決まっていない」と話し、「日本の選手たちはキックオフ直後からアグレッシブだった。それがうまく機能したと思う。まだ1勝であり、勝ち点3しか挙げていない。だから祝福は後に取っておくよ」と語った。

 対するコロンビアは、試合開始早々にカルロス・サンチェス(Carlos Sanchez)が今大会初の退場者となり、フアン・キンテロ(Juan Quintero)のゴールで一時は同点に追いついたものの、後半28分にコーナーキックから大迫に決勝点を許した。

 ペケルマン監督は「あれほど早い時間に選手を1人失ったのは厳しかった。特に彼ほど重要な選手であればね」とすると、「われわれは後半に盛り返したが、日本は選手が1人多く、ボールを保持し直すことは非常に難しかった」と述べた。(c)AFP