【6月19日 AFP】男子テニス、ゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2018)は18日、シングルス1回戦が行われ、大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、7-6(7-3)で世界ランキング159位のマティアス・バッキンガー(Matthias Bachinger、ドイツ)を下し、2回戦進出を決めた。

 同大会で過去に2度ベスト4に入っている元トップ10の錦織はこの日、第2セットではタイブレークにもつれる競り合いを余儀なくされたが、試合時間90分足らずでグラス(芝)コートシーズンの初戦を制した。

 手首の故障の影響で現在の世界ランクは27位となっている錦織は試合後、「常に簡単ではないが、とても安定したプレーでまずまずの試合ができたと思う」「彼は芝では危険な選手だし、うまくネットに出てきていた」と語った。

「もし第2セットを取られていたら接戦になっていたかもしれない。最終セットでは何が起きるか分からないからね。でも自分のプレーには満足しているし、次のラウンドを楽しみにしている」

「すべてうまくいっているが、故障明けで多くを望みすぎることはできない。とにかく、このレベルに再び戻ってくることができてうれしい」

 また、同日の試合では杉田祐一(Yuichi Sugita)が6-4、5-7、6-3でマクシミリアン・マーテラー(Maximilian Marterer、ドイツ)に勝利し、初戦突破を飾っている。(c)AFP