【6月18日 AFP】スペイン国王フェリペ6世(King Felipe VI)の義理の兄で、最高裁が横領罪で禁錮5年10月の実刑判決を言い渡したイニャキ・ウルダンガリン(Inaki Urdangarin)受刑者が18日、収監された。刑務当局が明らかにした。

 ウルダンガリン受刑者は、フェリペ6世の姉クリスティナ(Cristina)王女の夫。収監先である、首都マドリードの北約100キロに位置するブリエバ(Brieva)刑務所の報道官によると、同容疑者は同日午前8時(日本時間午後3時)に入所したという。

 元ハンドボール五輪代表選手でもあるウルダンガリン受刑者に実刑判決が出たことで国内には衝撃が走っており、王室のイメージダウンを招いている。(c)AFP