【6月17日 AFP】中米グアテマラで今月発生したフエゴ(Fuego)火山(3763メートル)の噴火で、同国当局は17日、行方不明者の捜索を打ち切ったと発表した。3日の噴火ではこれまでに110人の死亡が確認され、現在も197人の行方が分かっていない。

 グアテマラ市民保護局の報道官は「当該地域は居住不能で、リスクが高いという事実に基づき」捜索を打ち切る決断を下したと説明した。

 首都グアテマラ市の南西35キロにあるフエゴ火山は、今も1時間に4~5回の弱い噴火を続けており、噴煙の高さは1000メートルに達している。(c)AFP