【6月18日 AFP】中嶋一貴(Kazuki Nakajima)/セバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi)/フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)のトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)8号車の優勝で幕を閉じた第86回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2018)では、男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がスタートのフラッグを振った。

 先日、四大大会(グランドスラム)の一つである全仏オープンテニス(French Open 2018)で11回目の大会制覇を果たしたばかりのスペインテニス界のスターは、同胞のアロンソのほか、59台のマシンのためにフラッグを振った。

 レースはそのアロンソとブエミがピットから見つめる中、中嶋の駆る8号車がトップでフィニッシュ。フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で通算2度の総合優勝を誇り、今大会の注目株でもあった36歳のアロンソは、これでF1のモナコGP(Monaco Grand Prix)、ルマン24時間、インディカーシリーズのインディアナポリス500(Indianapolis 500)の世界三大レース全制覇まで、残すはインディ500のみとなっている。(c)AFP