【6月17日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は16日、グループDの試合が行われ、クロアチアはオウンゴールとルカ・モドリッチ(Luka Modric)のPKによる得点で2-0とナイジェリアに勝利した。

 ロシアの飛び地カリーニングラード(Kaliningrad)での一戦で、若手中心のナイジェリアはクロアチアのテクニシャンぞろいの中盤を相手に苦しんだ。

 この日行われた同組のアルゼンチンとアイスランドの一戦が1-1の同点に終わっていたため、両国にはグループ首位に立つチャンスがあった。

 クロアチアは前半32分、CKをアンテ・レビッチ(Ante Rebic)がすらし、そのボールをマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)がダイビングヘッドでシュートすると、逆を取られたナイジェリアのオグヘネカロ・エテボ(Oghenekaro Etebo)に当たったボールがネットに吸い込まれた。

 後半に入りナイジェリアは最高の立ち上がりを見せ、3本連続のCKをクロアチアから奪うなどしたが、得点を決めるには至らなかった。

 すると同26分、ナイジェリアのウィリアム・トロースト・エコング(William Troost-Ekong)が、ペナルティーエリア内でクロスを競る際にマンジュキッチをつかんでPKを献上。クロアチアは、この日最高の状態とはいえなかったモドリッチが、これをきっちり蹴り込んだ。(c)AFP