【6月16日 AFP】ラグビーテストマッチが16日、ノエビアスタジアム神戸(Noevir Stadium Kobe)で行われ、日本は22-25で惜敗し、先週行われたシリーズ初戦に続く連勝はならなかった。

 前回は34-17で勝利を収めたジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)率いるブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)だが、この日は攻撃的なプレーを仕掛けてくるイタリアに前半に2トライを許すと、田村優(Yu Tamura)のペナルティーゴールで点差を縮めたが、3-12でハーフタイムを迎えた。

 後半開始直後にもトライを決められ、ぐらつきを見せた日本の守備が崩壊するかにも思われたが、ウィリアム・トゥポウ(William Tupou)とアマナキ・レレイ・マフィ(Amanaki Lelei Mafi)が立て続けにトライを奪い、2点差まで追い上げた。

 試合終盤にかけて猛烈な追い上げを始めた日本だったが、トンマーゾ・アラン(Tommaso Allan)に2本のペナルティーゴールを決められて突き放されると、終了間際には松島幸太朗(Kotaro Matsushima)がトライを奪ったが、反撃はここまでだった。

 来週にはホームでジョージアとテストマッチを戦う日本のリーチマイケル(Michael Leitch)主将は「両チームとも激しく戦い、気持ちを前面に出していったが、本当に悔しい結果になった」「相手のエネルギーに対抗するのが難しかった。どんどん深く下げられてしまったが、この敗戦から学べることは多い。ジョージアは別のチームだが、しっかりと調整して対戦に備えたい」と語った。(c)AFP