【6月15日 AFP】英ポップ歌手のロビー・ウィリアムス(Robbie Williams)さん(44)が14日、ロシア・モスクワで開幕したサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の開会式でパフォーマンスを披露した際、カメラに向かって中指を立てるジェスチャーをしたことが物議を醸している。

 元人気グループ「テイク・ザット(Take That)」のフロントマンのウィリアムスさんは、ルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で行われた開会式で、自身のヒット曲「エンジェルス(Angels)」をロシア人ソプラノ歌手のアイーダ・ガリフッリーナ(Aida Garifullina)さんとのデュエットで披露し、会場を盛り上げた。

 問題のしぐさを見せたのは、そのパフォーマンスの最後。中指を立てる直前の口の動きは「これは無料でやったんだからな」と言っているように見える。

 ウィリアムスさんは2年前にも、自身の曲「Party Like a Russian」がロシアに対する偏見を助長しているとして議論を巻き起こしている。(c)AFP