【6月15日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は14日、モスクワのルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で開幕戦が行われ、開催国ロシアはデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)が2得点を挙げるなどサウジアラビアに5-0で大勝し、グループAの初戦を白星で飾った。

 前半12分にユーリ・ガジンスキ(Yury Gazinsky)のゴールで先制したロシアはその後、負傷したアラン・ジャゴエフ(Alan Dzagoev)に代わりピッチに立った直後にチェリシェフが加点し2点のリードを奪った。

 後半アルテム・ジュバ(Artem Dzyuba)が3点目を挙げたロシアは、さらにチェリシェフとアレクサンドル・ゴロヴィン(Alexander Golovin)得点を重ね、昨年10月以来の勝利を収めて幸先の良いスタートを切った。

 8か月白星から遠ざかり、国際サッカー連盟(FIFA)の最新世界ランキングで70位に低迷するロシアは、本大会に向けて行われた試合で迫力不足が露呈した攻撃陣に大きな懸念を抱える中、8万人を収容する同スタジアムでの大会初戦を迎えた。

 しかし不安はすぐに払拭された。相手のスライディングに阻まれたものの、立ち上がりにロシアはアレクサンドル・サメドフ(Alexander Samedov)とフョードル・スモロフ(Fyodor Smolov)が立て続けにチャンスを迎えた。

 そして先制点はその直後に生まれた。CKのこぼれ球を拾ったゴロヴィンは、左サイドからクロスを送ると、フリーになったガジンスキが逆サイドにヘディングシュートを流し込んだ。

 ロシアは前半途中にハムストリングを痛めてピッチに倒れ込んだジャゴエフを失ったが、代わりに投入された元レアル・マドリード(Real Madrid)のチェリシェフがハーフタイム2分前に、エリア内で相手DF2人をかわしてチーム2得点目をマークし、久々の代表復帰線を自ら祝福した。

 その後ロシアは、スモロフに代わり出場したジュバが後半26分にゴロヴィンのクロスに頭で合わせてすぐに結果を出した。さらに後半ロスタイムにチェリシェフが2点目をマークすると、最後はゴロヴィンが直接FKを沈めてロシアは大量5点を奪った。

 ロシアは19日にサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)でエジプトと、サウジアラビアは20日にロストフナドヌー(Rostov-on-Don)でウルグアイと対戦する。(c)AFP/Martyn WOOD