【6月15日 CNS】中国・四川省(Sichuan)内江市(Neijiang)東興区(Dongxing)では、廃棄物の総合的な再利用を核として、経済・産業の循環と発展に力を入れている。

 同区の西南再生資源産業パークでは、集中的に再生資源の取引や電子廃棄物の処理、廃棄プラスチックの洗浄・リサイクルなどが行われている。

 テレビや洗濯機、冷蔵庫などの家電を無害化処理し、銅や鉄、プラスチックなどそれぞれ分解。再生原材料として分類し、川下産業へ供給している。家電ごみを「都市鉱山」へと変身させているのだ。現在、同パークでは年間185万台の廃棄家電ごみがリサイクルされており、中国で初めて「都市鉱山」のモデル都市として国から認められている。(c)CNS/JCM/AFPBB News