ポーランド代表DFグリクがW杯出場へ、欠場濃厚から一転
発信地:パリ/フランス
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【6月12日 AFP】肩の靱帯(じんたい)を負傷していたサッカーポーランド代表DFカミル・グリク(Kamil Glik)が、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場できる見込みとなった。同選手が所属するフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)は、グリクの回復が予想以上に早かったとしている。
ポーランドサッカー協会(PZPN)のズビグニュー・ボニエク(Zbigniew Boniek)会長は先日、ツイッター(Twitter)に「グリクは練習で負傷し、ロシアW杯に出場する可能性がなくなった」と投稿し、代表チームの医師も「手術が必要になるかもしれない」との見解を示していた。
しかし、セットプレーでの存在感とそのリーダーシップで高い評価を得ている30歳のグリクは、モナコで行われた検査の結果、代表チームに復帰することが認められた。クラブは「11日に検査を行い、非常に順調な回復ぶりを考慮した結果、同選手がポーランド代表に復帰することを認めた」と発表している。
ポーランド代表の主将ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は先週、DFラインの門番であるグリクについて「彼はこのチームのディフェンスにおける中心的な存在なんだ。試合の重要なときにキーパーソンとなる」と熱弁していた。
13日にロシアに向け出発するポーランドは、前日の12日にワルシャワでリトアニアとの国際親善試合を予定している。
本大会ではグループHに入っており、モスクワでセネガルとの大会初戦を迎え、その後はコロンビア、日本と対戦する。(c)AFP