【6月12日 CNS】中国・貴州省(Guizhou)黔東南ミャオ族トン族自治州(Qiandongnan Miao and Dong Autonomous Prefecture)榕江県(Rongjiang)古州鎮(Guzhou)高文(Gaowen)苗寨(ミャオ族の村)で3日、ヤマモモ祭りが行われた。

「ヤマモモ大王」の品評会やヤマモモ食い競争、アシで作った笙の演奏などのイベントで観光客を迎え、ヤマモモの販売促進と民族文化、観光を組み合わせた産業発展と、山間地の経済振興を図ろうという試みだ。

 この数年、高文村は地元の土地と気候に合わせた科学的農業を推進し、ヤマモモ産業を発展させてきた。現在、全村430戸のヤマモモ作付面積は約106ヘクタールに達し、年間の売上は250万元(約4300万円)を超え、遠く湖南省(Hunan)などの地方まで販売するようになった。(c)CNS/JCM/AFPBB News