【6月11日 CNS】北九州市で10日に開催された卓球・ジャパンオープン荻村杯のシングル決勝戦で、中国男子代表の張継科(Zhang Jike)と女子代表の王曼昱(Wang Manyu)がそれぞれ、日本の張本智和(Tomokazu Harimoto)、伊藤美誠(Mima Ito)に敗れ、優勝を逃した。

 日本卓球の進歩はすでに「盟主」中国を脅かす存在として十分であることは、誰の目にも明らかだ。しかし、今回の二人の敗戦を語ることよりも、中国卓球は試合の内容から教訓を見つけ出し、さらなる進歩を遂げなくてはならない。

 中国代表選手の中ではベテランの張継科と新鋭の王曼昱は、近年の状態やキャリアが全く異なる。

 張継科は昨年のドイツ大会以来、約半年ぶりに国際大会に復帰。直近の香港(Hong Kong)と国内の大会で、激しさゆえに大型犬になぞらえた愛称「チベタン・マスティフ」に恥じないプレーを見せたものの、香港では日本の吉村真晴(Maharu Yoshimura)に、中国国内の試合では15歳の張本に0-4のストレート負けを喫する結果となった。

 ブランクの影響があったにせよ、敗戦後、張は張本のスピードやコンビネーションについて行けなかったことに触れ、多くのファンを悲しませた。

 今回は腰痛の影響のため100%の状態でなく、引退説もあったほどだ。