【6月11日 AFP】2014年のサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)では、久しぶりに代表サッカーの祭典がブラジルの地で開催された。しかし、ブラジルは準決勝でドイツに1-7の大敗を喫し、同国の輝かしいW杯の歴史の中で最も恥ずかしい大会となった。

 チームの中心選手だったネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が準々決勝のコロンビア戦で負傷し、不在だったことはあるにせよ、公式戦では100年間で最悪となる大敗を喫し、ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)でブラジルが味わった屈辱はどうやっても消し去ることができなかった。

 決勝では、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁して準決勝でオランダをPK戦で退けたアルゼンチンとドイツが激突。緊張感に包まれた戦いは、延長で生まれたマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)のゴールで決着を迎え、ドイツが通算4回目の世界王者に輝いた。(c)AFP