【6月10日 AFP】英ロンドン郊外で開催されていた独立サッカー連盟(CONIFA)の世界大会は9日、決勝が行われ、ウクライナのハンガリー系住民から成るカルパチア(Karpatalya)が北キプロス(Northern Cyprus)とのPK戦を制して優勝した。

 国際サッカー連盟(FIFA)に非加盟の国や地域、民族などの47チームが加盟するCONIFAの世界大会は「もう一つのW杯」とも呼ばれる。16チームで争われた今年の世界大会は先月末に10日間の日程で始まった。

 カルパチア対北キプロスの顔合わせとなった9日の決勝は、ロンドン北郊ドンキーレーン(Donkey Lane)のサッカー場で行われ、共にノーゴールでPK戦に突入。3-2でカルパチアが勝利した。

 FIFAのW杯ロシア大会(2018 World Cup)は14日に開幕する。(c)AFP/Robin MILLARD