【6月10日 AFP】18F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2018)は9日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)がコースレコードでポールポジションを獲得した。フェラーリがモントリオールでポールを取るのは、2001年のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏以来。

 カナダGPから新エンジンを使用しているフェラーリのベッテルは「予選でのマシンの調子は最高だったし、どんどん速さが増していくだけだった」「金曜日(8日)のフリー走行の時は少し問題もあったが、きょうはうまく立て直せたと思う」と語った。

 上位3チームの接戦となったこの日の予選では、ベッテルが1分10秒764を記録して自身54度目のポールポジションを獲得し、ライバルでメルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)を2位、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を3位に抑えた。

 総合首位で今週は連覇が懸かるメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は4位となり、カナダGPでの連続ポール獲得は3で止まった。フェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が5位、2週間前のモナコGP(Monaco Grand Prix 2018)を制したレッドブルのダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が6位に続いた。(c)AFP