【6月8日 AFP】全米ゴルフ協会(USGA)は7日、全米オープン選手権(2018 US Open Championship)の予選ラウンドの組み合わせとスタート時間を発表し、メジャー通算14勝を誇るスーパースターのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が世界ランク1位のジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)に加え、王座を奪取されたダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)と同組に入るなど、激しい火花を散らすようなグループがそろった。

 第118回大会を迎える全米オープンで通算3度優勝しているウッズは、脊椎固定術を受けてツアー復帰を果たす中で、ますます本来の実力を発揮しつつある。今月14日に米ニューヨーク州シネコックヒルズGC(Shinnecock Hills Golf Club)で開幕する第1ラウンドでは、午後1時47分(日本時間15日午前2時47分)にスタートし、現世界トップ2のトーマスとジョンソンと間近でプレーすることになった。

 一方、2011年大会覇者のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)はメジャー通算5勝目を懸け、2015年大会王者のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)と、全米オープンでは準優勝6回を記録しながら無冠に終わっているフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)とラウンドすることになった。ティーオフは午前8時2分(日本時間15日午後9時2分)でバックナインからスタートする。

 その直後には松山英樹(Hideki Matsuyama)、マーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)、リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が同組でラウンド。ウィスコンシン州のエリンヒルズ(Erin Hills)で行われた前回大会を制したブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)は、バッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)とジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)と同じ組に入った。合計でメジャー4勝を記録しているこの3人は、午前7時40分(日本時間15日午後8時40分)にスタートする。

 元マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)覇者のセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)は、同胞のジョン・ラーム(Jon Rahm)とラファエル・カブレラ・ベロ(Rafael Cabrera-Bello)と予選ラウンドを戦うことになった。(c)AFP