【6月7日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、来週にオランダで行われるリベマ・オープン(Libema Open 2018)を欠場すると発表した。今大会でのツアー復帰を予定していたマレーは、最近になって練習を再開したばかりで、来月2日に開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)出場へは時間との闘いとなる。

 元世界ランキング1位のマレーは昨年のウィンブルドンで準々決勝敗退を喫して以降、臀部(でんぶ)の故障で戦線を離脱しており、今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を欠場した後には手術を受けた。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る31歳のマレーはこの日、自身のツイッター(Twitter)で「残念ながらスヘルトーヘンボス('s-Hertogenbosch、リベマ・オープンの開催地)には間に合わない」「あそこで初めてプレーすることを非常に楽しみにしていたが、まだ復帰には完全に準備が整っていない。今後数週間での復帰を目標としているが、戻ってくるときは100パーセントの状態でいたい。いつも応援ありがとうございます」とつづった。

 また、今月18日から英ロンドンのクイーンズクラブ(Queen's Club)で開催されるフィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2018)に出場するかについては、来週に決断を下すという。(c)AFP