【6月6日 時事通信社】ブラジルの政府系研究所は5日、リオデジャネイロ五輪が開催された2016年の殺人事件の被害者が6万2517人に達し、人口10万人当たりの殺人発生率は過去最悪の30.3件になったとの報告書を発表した。これまでは14年の29.8件が最悪だった。16年の日本の殺人認知件数は895件(未遂も含む)で発生率は10万人当たり0.7件。

 報告書は「06年から16年の間だけでも暴力により命を失った人は約55万3000人に達した」と指摘。治安悪化に懸念を示した。

 15~19歳の被害者は全体の半分以上を占める3万3590人で、前年比7.4%増。麻薬絡みの抗争の激化が数字を押し上げているとみられる。(c)時事通信社