【6月6日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場するメキシコ代表が、欧州への渡航を前におよそ30人の売春婦とともに送別パーティーを開いていたことが明らかになった。5日に地元メディアが報じた。

 同国のゴシップ誌「TVNotas」によれば、2日に行われたスコットランドとの国際親善試合に1-0と勝利した後、W杯に向けたメキシコ代表メンバーのうち9選手がメキシコ市にある屋敷内で多くの売春婦たちと時間を共にしたという。

 同誌は、「Tri(メキシコ代表の愛称)にとって本当の送別!」という見出しを打ち、選手がパーティーに到着した際の不鮮明な写真を掲載している。

 しかしメキシコサッカー連盟(FMF)は、自由時間中にパーティーへ参加したことから、関与した選手が罰を受けることはないと説明。同連盟の事務局長は「選手たちを罰することはできない。なぜなら、彼らは練習を欠席したわけではないからだ」と話している。

 パーティーに参加した選手の中には、GKギジェルモ・オチョア(Guillermo Ochoa)やFWラウル・ヒメネス(Raul Alonso Jimenez)の姿もあったという。

 また、ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に所属するカルロス・サルセド(Carlos Salcedo)やマルコ・ファビアン(Marco Fabian)に加え、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)でプレーするジオバンニ・ドスサントス(Giovani dos Santos)とジョナタン・ドス・サントス(Jonathan Dos Santos)の兄弟も出席していた。

 メキシコの選手たちはすでにコペンハーゲンに到着しており、9日に行われるデンマークとの国際親善試合に向けたトレーニングを行っている。(c)AFP