【6月6日 AFP】(更新、写真追加)米国を代表するファッションデザイナーの一人、ケイト・スペード(Kate Spade)さん(55)が5日、ニューヨークで自殺した状態で見つかった。警察が明らかにした。

 米芸能情報サイト「TMZ」は、スペードさんがパーク街(Park Avenue)の自宅アパートで首をつったと報道。警察関係者はスペードさんが自殺したことを認めたが、AFPに対し死亡時の詳しい状況はまだ不明だと述べた。

 スペードさんは女性誌マドモアゼル(Mademoiselle)などでジャーナリストとして働いた後、1993年に夫のアンディ(Andy Spade)さんと共に自身の名を冠したファッションブランドを設立。明るい色使いや模様をあしらったハンドバッグなどがキャリアウーマンの間で人気を博した。

 10年以上前、自身の名を冠した企業「ケイト・スペード・ニューヨーク(Kate Spade New York)」の株式をすべて売却しており、以後は同社の経営には直接関わっていなかった。(c)AFP