【6月5日 AFP】中国と北朝鮮の関係改善が進む中、中国国際航空(Air China)が、5か月の間運航停止していた首都北京と北朝鮮・平壌を結ぶ路線を再開することが分かった。同社が5日、ウェブサイト上で明らかにした。

 同社は昨年、北朝鮮へのビジネス客や観光客の需要が低迷しているとして、北朝鮮行きの便を削減。

 さらに、中国政府が北朝鮮の核開発に対する国連制裁を支持する決定を下し、両国の関係に亀裂が入ると、同社は昨年11月に、北京と平壌を結ぶ路線の運航を無期限に中止していた。

 同社のウェブサイトによると、北京発平壌行きの便は、週3回、月曜日・水曜日・金曜日の午後に運航する。運賃は、エコノミークラスで片道1770元(約3万円)となっている。(c)AFP