【6月5日 AFP】男子テニス、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の母ジュディ(Judy Murray)さんは4日、故障でツアーを長期離脱している同選手が現在もグラス(芝)コートシーズンでの復帰を目指していると明かした。

 元世界ランク1位のマレーは、臀部(でんぶ)の故障で昨年7月から欠場が続いており、今年1月には手術に踏み切った。復帰時期はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)を含めた夏季の英国大会を目標にしているものの、最近の報道ではそれも危ぶまれている。

 ジュディさんは息子がコートでの練習を再開したと明かす一方で、復帰を急いではいないと慎重な姿勢を示しており、BBCスポーツ(BBC Sport)に対して、「彼はリハビリ中です。この数日間でコートに戻りました。常にグラスコートシーズンを目指していて、その目標は変わりません。幸運を祈るのみです。体の状態と気持ちに従うことになります。自分の感情が分かるのは本人だけです」と語った。

 現在31歳のマレーは、今月11日にオランダで開幕するリベマ・オープン(Libema Open 2018)でツアー復帰を計画していると表明しており、大会の公式ウェブサイトでは名前がエントリーされているものの、大会前にはいつでも棄権することが可能となっている。(c)AFP