【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第10シードで全米オープン(US Open Tennis Championships 2017)女王のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)が6-2、6-0で第25シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下し、自身初の全仏8強入りを果たした。

 過去に4年連続で跳ね返されていたこともあった4回戦の壁を破ったスティーブンズは「もちろん、4回戦に4度進むことはとても良いことだけれど、やっとそこを乗り越えて準々決勝に進めて、すごく良い気分」とコメントした。

 スティーブンズは準々決勝で、第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と第14シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)の勝者と対戦する。ウォズニアッキ対カサキナの試合は、カサキナが7-6(7-5)、3-3でリードしたところで日没順延となり、決着は4日に持ち越された。

 第13シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)は6-1、6-4で第31シードのミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)を下し、こちらも全仏の準々決勝に初めて駒を進めた。

 昨年の全米決勝で、スティーブンズに敗れて優勝を逃しているキーズは、次はユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)と4強入りをかけて対戦する。プチンツェワはこの日、6-4、6-3で第26シードのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)を破った。

 23歳のキーズは「第1週の目標は2週目に残ることだった。ここからはもちろん、どの試合も緊張感が高まってくるし、試合の重みも増してくる」と話した。(c)AFP