【6月4日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第20シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-4、6-2で第30シードのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)をストレートで退け、史上最多12回目の全仏8強入りを決めた。

 2016年大会の王者で、四大大会(グランドスラム)12勝を挙げているジョコビッチは、グランドスラム通算では40回目の準々決勝進出となる。今季のジョコビッチは、肘の負傷から復帰した後もなかなか調子が上がらず、今大会には第20シードで出場しているが、これでクレー通算200勝を挙げた。

 ジョコビッチは「きょうは体の調子が良くて、長いラリーもいつまでも続けられそうな気がした。そして、特にこのサーフェスで調子の良い相手に3セットで勝つことができた」と話した。

 ジョコビッチは次戦、第8シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を破ったマルコ・チェッキナート(Marco Cecchinato、イタリア)と対戦する。

 一方のベルダスコは、3回戦で第4シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を破り、ジョコビッチ相手に8年ぶりの勝利を目指したが、34歳のベテランは左足のまめに苦しみ、第2セット終了後には治療を受けなければならなかった。(c)AFP