【6月3日 AFP】サッカー韓国代表は2日、W杯ロシア大会（2018 World Cup）に臨む最終登録メンバー23人を発表し、新星の李承佑（Seung-Woo Lee、イ・スンウ）がメンバー入りを果たした。スウォンジー・シティ（Swansea City）の寄誠庸（Sung-Yueng Ki、キ・ソンヨン）が主将に指名されている。

　イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー（Tottenham Hotspur）で活躍する大黒柱の孫興民（Heung Min Son、ソン・フンミン）も順当にメンバー入り。一方でクリスタルパレス（Crystal Palace）の李青龍（Chung-Yong Lee、イ・チョンヨン）は3大会連続のW杯出場を逃した。

　イタリアのエラス・ベローナ（Hellas Verona）でプレーする20歳の李承佑は、サプライズ選出を果たした。2-0で勝利した6日前のホンジュラス戦でフル代表デビューを果たしたばかりだったが、1日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でも、チームが1-3で敗れる中で申台龍（Tae-Yong Shin、シン・テヨン）監督を納得させるプレーを見せ、ロシア行きの切符をつかんだ。

　韓国代表はこの後オーストリアでの合宿に入り、7日にインスブルックでボリビアと、11日にグレーディヒ（Grodig）でセルビアと非公開の強化試合を行い、12日にW杯のベースキャンプ地であるサンクトペテルブルクへ入る。

　韓国はドイツ、メキシコ、スウェーデンと同じ厳しいグループFに入っており、18日にニジニーノブゴロド（Nizhny Novgorod）で行われるスウェーデン戦で大会開幕を迎える。第2戦はロストフナドヌー（Rostov-on-Don）での23日のメキシコ戦。そして最後はカザニ（Kazan）で27日に前回王者ドイツに挑む。

　W杯ロシア大会に臨む韓国のメンバーは以下の通り。

■ゴールキーパー（GK）
金承奎（Seung-Gyu Kim、キム・スンギュ）
金鎮鉉（Jin-Hyeon Kim、キム・ジンヒョン）
チョ・ヒョンウ（Hyun-Woo Cho）

■ディフェンダー（DF）
金英權（Young-Gwon Kim、キム・ヨングォン）
張賢秀（Hyun-Soo Jang、チャン・ヒョンス）
鄭昇ヒョン（Seung-Hyun Jung、チョン・スンヒョン）
尹榮善（Young-Sun Yun、ユン・ヨンソン）
オ・バンソク（Ban-Suk Oh）
金民友（Min-Woo Kim、キム・ミヌ）
朴柱昊（Joo-Ho Park、パク・チュホ）
洪チョル（Chul Hong、ホン・チョル）
高余韓（Yo-Han Go、コ・ヨハン）
李鎔（Yong Lee、イ・ヨン）

■ミッドフィールダー（MF）
寄誠庸
鄭又榮（Woo-Young Jung、チョン・ウヨン）
朱世種（Se-Jong Ju、チュ・セジョン）
具滋哲（Ja-Cheol Koo、ク・ジャチョル）
李宰誠（Jae-Sung Lee、イ・ジェソン）
李承佑
ムン・ソンミン（Seon-Min Moon）

■フォワード（FW）
金信旭（Shin-Wook Kim、キム・シヌク）
孫興民
黄喜チャン（Hee-Chan Hwang、ファン・ヒチャン）

(c)AFP