【6月2日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のエース投手クレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)が1日、腰の張りで10日間の故障者リスト(DL)に入った。

 カーショウは前日のフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)戦で、上腕二頭筋の腱(けん)炎に見舞われてから約4週間ぶりにマウンドに戻ったものの、腰の張りを訴えて5回で降板した。試合は1-2でドジャースが敗れている。

 通算3度のサイ・ヤング賞(Cy Young Award)選出を誇るカーショウは、この試合で相手を1失点に抑えたものの、ストレートの球速は初回に計測した90マイル(約145キロ)から4回には87マイル(約140キロ)まで落ちていた。

 現在30歳のカーショウは、2016年シーズンに椎間板ヘルニアで10週間を棒に振ったのに続き、昨シーズンも腰の張りで5週間戦列を離れており、ドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は先月31日夜、「クレイトンの前歴からすると、心配な面があることは確かだ」と述べた。

 一方、カーショウは今回のけがについて、2016年のトラブルと比べて深刻なものではないという認識を示しており、「2016年のけがとはまったく違うものだ。比較するなら昨年の方が近い。それほど深刻なものではないと思う」と話した。(c)AFP