【6月2日 AFP】サッカー国際親善試合が1日、各地で行われ、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場するフランスはウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)の華麗なゴールなどでイタリアに3-1で勝利した。

 仏ニースのアリアンツ・リヴィエラ(Allianz Riviera)で行われた試合では、相手GKが弾いたところにスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーするDFサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)が合わせ、フランスがキックオフから8分で先制ゴールを挙げた。

 さらにフランスは、ヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)が放ったミドルシュートはゴールポストに嫌われるも、29分にはリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が獲得したPKをアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が成功させ、リードを2点に広げた。

 劣勢のイタリアは前半36分、マリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)の強力なフリーキックはGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)に弾かれたが、ここにレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)がしっかりと詰めて前半のうちに1点を返した。

 しかし後半18分、この試合でデンベレが放った最初のシュートが美しい弧を描きながらゴールのトップコーナーに吸い込まれ、フランスの勝利を確実なものにした。

 フランスのディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は仏テレビ局TF1に対し、「3つのゴール以外にも、喜ばしいことがたくさんあった」「もっとゴールが生まれていたかもしれない。より効率的にプレーできていれば、もう少し早くに安心できただろう。今回の結果により、われわれが有頂天になることはない。これから第2の準備期間が待っている」とコメントした。(c)AFP