【6月4日 CNS】中国・山東省(Shandong)済南市(Jinan)の済南野生動物世界(Wild World Jinan)で20日、ホワイトタイガーの五つ子の赤ちゃんが初めて公開された。

 ホワイトタイガーは、ベンガルトラの白変種。生まれる確率は10万分の1で、希少とされている。

 5頭は4月2日、同動物園で誕生。中国の道教の聖地である5つの山にちなんで「雪泰(Xue Tai)」「雪衡(Xue Heng)」「雪華(Xue Hua)」「雪恒(Xue Heng)」「雪嵩(Xue Song)」と名付けられた。

 今後は、人工飼育に切り替わり、飼育員が24時間体制で飼育に当たる。一般公開されたことで5頭の体臭に変化が生じ、母親と一緒に暮らすことに危険性が伴うためだという。(c)CNS/JCM/AFPBB News