【5月29日 AFP】サッカー国際親善試合が28日、韓国の大邱(Daegu)で行われ、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場する韓国は、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でプレーする孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)が得点を挙げるなど、ホンジュラスに2-0で勝利した。

 韓国は後半15分、孫が強烈なシュートをネットに突き刺して先制点を挙げると、代表デビューを果たしたムン・ソンミン(Seon-Min Moon)が同27分に追加点を記録。昨年6月に解任されたウリ・シュティーリケ(Uli Stielike)前監督の後を引き継いだ申台龍(Tae-Yong Shin、シン・テヨン)監督にとって、今回の勝利は大きな弾みをもたらすものとなった。

 韓国はW杯本大会で前回王者ドイツを筆頭にメキシコ、スウェーデンという強豪国と同組のグループFに入っており、今回の親善試合で地元ファンを失望させなかった孫には、大会での活躍が大いに期待されている。

 来月1日にはボスニア・ヘルツェゴビナ戦が控えている韓国は、同7日にボリビアと、同11日にセネガルと強化試合を行うためにオーストリアへ遠征する。(c)AFP