【5月28日 AFP】ロシアの女帝エカチェリーナ2世(Catherine the Great)がかつて所有した、世界最大といわれる淡水パールが今月末、競売に掛けられる。

 この淡水パールは特徴的な形状から「眠れる獅子(Sleeping Lion)」としても知られ、18世紀前半に中国、おそらく珠江(Pearl River)で生成されたとみられる。

 オークションを運営するオランダのフェンデュハウス(Venduehuis)によると、重さ約120グラム、長さは7センチ近くで、三つある世界最大パールの一つでもある。予想落札価格は34万~54万ユーロ(約4400万~7000万円)。(c)AFP