【5月27日 AFP】元イングランド代表で、プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)などで活躍したフランク・ランパード(Frank Lampard)氏が26日、同国チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティ(Derby County)と監督就任について交渉中だと明かした。

 ダービーは先日、ギャリー・ローウェット(Gary Rowett)監督がストーク・シティ(Stoke City)に引き抜かれたため、新たな指揮官を探している。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝の解説を務めたランパード氏は、英BTスポーツ(BT Sport)で「ダービーから関心を寄せられている。彼らと話し合っている。自分は野心的だ。家に帰ったら彼らとの話の続きが待っている。ダービーは歴史あるビッグクラブだ。私は指導者の世界に入りたい」とコメントした。

 39歳のランパード氏は、2017年に現役を引退して以来、指導者の道に進むと公言してきた。

 ダービーはプレミアリーグ昇格プレーオフ準決勝でフラム(Fulham)に敗れてシーズンが終了。ランパード氏は新監督候補20人のうちの一人だと伝えられている。

 ランパード氏のもとにはオックスフォード・ユナイテッド(Oxford United)やイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town)をはじめ、複数のクラブからオファーが届いているとうわさされていた。

 なお、ランパード氏とイングランド代表でチームメートだったスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)氏は、先日スコティッシュ・プレミアリーグのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)の監督に就任し、指導者への第一歩を踏み出している。(c)AFP