【5月27日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が26日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を指揮するジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の下でのプレーを熱望しているとコメントし、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)からの早期退団の可能性に拍車をかけた。

 ネイマールは、史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約295億円)で加入したPSGを1年で退団するのではないかと盛んに報じられている。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)に向けて代表メンバーとともにブラジルでトレーニングを行っている26歳のスーパースターは、うわさの火消しに関心を示していない。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)を制したレアル・マドリード(Real Madrid)移籍もささやかれているネイマールは、米スポーツサイトESPNのブラジル版で、グアルディオラ監督が去った1年後にFCバルセロナ(FC Barcelona)に入団したため、名将の指導を受けるチャンスを逃したと話す。

 現役時代フェネルバフチェ(Fenerbahce)などでプレーした元ブラジル代表のアレックス(Alexsandro de Souza)氏のインタビューを受けたネイマールは、「ずっとグアルディオラと一緒に働きたいと思っている。彼はほかとは異なる存在だ。僕は彼が去った1年後にバルセロナに行った。彼と一緒に仕事がしたい」と話した。

 グアルディオラ監督は、バルセロナでの4年間で計14個のタイトルを獲得してクラブを去った。その翌年にバルセロナに入団したネイマールは、カンプ・ノウ(Camp Nou)で4シーズンを過ごしてフランスに渡っている。

 今季PSGはリーグ1、フランス杯(French Cup 2017-18)、フランスリーグ杯(French League Cup 2017-18)の国内3冠を達成したが、ネイマールはけがでシーズン終盤を棒に振った。

 2月に足を負傷してブラジルで手術を受けたネイマールは、バルセロナの永遠のライバルであるレアル行きに強い関心を示しているとも伝えられている。(c)AFP