【5月26日 AFP】カナダ・トロント近郊ミシソーガ(Mississauga)のインド料理店で24日夜、爆発が起き、インドとカナダの二重国籍者3人を含む15人が負傷した。警察は現場から逃走した2人の男の行方を追っているが、テロやヘイトクライム(憎悪犯罪)の兆候は今のところないとしている。

 ピール(Peel)地域警察のジェニファー・エバンス(Jennifer Evans)署長は現場での記者会見で、レストランで2つのグループが誕生日を祝っていたところ、即席爆発装置(IED)が爆発したと説明。フード付きの上着を着た男2人がIEDを持ってレストランに入り、爆発直後に現場から逃げるところが目撃されたと明らかにした。

 当局によると、男2人は覆面でジーンズをはき、何も言わずに爆発物を置いてその場を立ち去った。報道によると、爆発は4キロ以上離れた場所でも感じられ、レストラン内部は破壊された。負傷者のうち3人が一時重体となったが、25日時点で容体は安定しているという。(c)AFP/Michel COMTE