【5月25日 AFP】フランス通信(AFP)は24日、交流サイト(SNS)世界最大手、米フェイスブック(Facebook)から資金面で支援を受けて、英語、スペイン語、ポルトガル語の事実検証サイトを立ち上げると発表した。

 新サイトはAFPの事実検証ブログ「ファクチュエル(Factuel)」をベースにしたもので、オンライン上で拡散するフェイク(偽)ニュースや偽情報を検証し、それらが虚偽であることを明らかにする。当初はブラジル、コロンビア、メキシコからのニュースを対象とし、まもなくさらに3か国を対象に加える。検証作業には現場で働くAFP記者も加わる。

 こうしたAFPとフェイスブックの協力の拡大は、フェイスブックとAFPを含むフランスの報道機関5社が2017年に結んだ契約の継続によるものだ。この契約の下でAFPは外部から一切影響を受けることなく検証するコンテンツを選択する。検証結果の一部は、検証されたコンテンツであることをユーザーに明らかにした形でフェイスブックに投稿される。(c)AFP