【5月25日 AFPBB News】東京・六本木の街を彩るアートの祭典「六本木アートナイト2018(ROPPONGI ART NIGHT 2018)」が26、27日、開催される。開催直前の24日に行われた内覧会では、ドイツを拠点に活躍するパペットシアター「DUNDU」の高さ5メートルの巨大パペット(操り人形)が登場。女優の片瀬那奈(Nana Katase)さんとのダンスを披露した。

 2009年から始まったイベントの今年のテーマは、「街はアートの夢を見る」。会場は港区内の「六本木ヒルズ(Roppongi Hills)」「東京ミッドタウン(Tokyo Midtown)」のほか、公園などの観光スポットで、国内外から集めた約90作品を展示。オノ・ヨーコ(Yoko Ono)さんの書や、国立新美術館(The National Art Center, Tokyo)の正面ファサードをさまざまな色の布で覆った「布の滝」など、現代アートからパフォーマンスまで、六本木の街に「出没」する。

 大きなインスタントカメラのような外観のトラックの周りには、早くも人だかりができていた。トラックの内部は撮影室で、トラック後部からはポートレート写真がプリントアウトされるという仕掛け。印刷されたポートレート写真は、地下街で展示物の一部になる。26日午前10時~27日午後6時。(c)AFPBB News