【5月25日 CNS】中国・天津市(Tianjin)でこのほど、無人自動車レースの「世界智能駕駛挑戦賽」(World Intelligent Driving Challenge)が開催された。今回で2回目を迎え、中国内で初めて、実際の公道を使用したレースとなった。

 本大会の参加チームは91チームで、海外からも9チームが参加。参加者の多くは大学生や研究機関の関係者だ。

「この大会はとても重視していて、今日まで研究を続けてきた。主に総合ソフトウエアによる自主技術だが、アルゴリズムや無人運転の戦略など各チームともさまざまな技術を持っている」と北京航空航天大学(Beihang University)の学生たちで構成されたチームの責任者は話した。

 今大会は、前大会以上に多くの技術的革新がみられた。また、コースも従来の専用コースに加え、実際の高速道路を走行する区間もさらに増やした。

 この無人自動車レースは、世界智能大会(World Intelligent Congress)内の重要なプログラムの一環で、天津人民政府や国家発展改革委員会、科学技術部、工業情報化部などの政府部門との共同開催。(c)CNS/JCM/AFPBB News